「Happy Dog」(※)のスピンオフになるこのシリーズ「HAPPY SHADOWS」は、
4歳のシーズー雄犬「リキ」を家族の一員として迎え入れ、パンデミックになってからの3年半の彼とぼくたちの光と影の記録。 (吉川直哉)
※2022年10月ナユタで発表、同名写真集も上梓
[HAPPY SHADOWS] is the series positioned as a spin-off of [Happy Dog]*.
The pandemic began just when we met and welcomed Riki, a then-4-year-old male Shih Tzu dog, as a member of our family.
This is a record about the days with the dog and our family over a three
and half year's period, described by lights and shadows.(Naoya Yoshikawa)
*[Happy Dog] was the exhibition held in Gallery Nayuta in October 2022, and a photobook under the same title was published at the same time.
吉川直哉
1961年奈良県生まれ。⼤阪芸術⼤学写真学科卒、⼤学院芸術文化研究科前期課程修了。⽂化庁派遣芸術家在外研修(アメリカ)。
チビテララニエリセンター選考アーティスト・イン・レジデンス。秋吉台国際芸術村アーティスト・イン・レジデンス。
テグ写真ビエンナーレ 2016芸術監督。第5回日本グラフィック展協賛企業賞、第7回大理国際写真連盟主席大賞(中国)。
国内外で展覧会、ワークショップなど多数。2020年写真集「Family Album」、2022年「はっぴぃドッグ」上梓。
■主な個展
1985 ピクチャー・フォト・スペース(大阪)
1990 ギャラリー・クォーレ(大阪)
1995 Fine Arts Gallery Southampton College、Avram Family Gallery for Fine Arts(ニューヨーク)
ギャラリー・アート・グラフ(東京)、ピー・バンク・ギャラリー(北海道)
1998 クオヅコ芸術文化センター(ポーランド)
1999 グダニスク美術大学ギャラリー、ウォームジャ芸術文化センター(ポーランド)
2000 フォトギャラリー051(プサン)、ギャラリーLUX(ソウル)
2002 新宿ニコンサロン、大阪ニコンサロン
2006 スタジオ・アーカ(大阪)
2008 ぎゃらりーきょうばて(奈良)
2010 ギャラリー・アーティスロング(京都)
2012 第4回大理国際写真フェスティバル(中国)
2014 ギャラリー・アーティスロング(京都)
2017 第7回大理国際写真フェスティバル、第17回平遥国際写真フェスティバル(中国)
2020 半山ギャラリー(東京)、ギャラリーナユタ(東京)、Gallery Chuff(東京)
2021 ギャラリーら・しい(奈良)、ガルリ・カフェ・アエレ(奈良)
2022 ガルリ・カフェ・アエレ(奈良)、ギャラリーナユタ
2023 ギャラリー猫亀屋(大阪)、かまどの下の灰までギャラリー(和歌山)
ブルームギャラリー(大阪)、ガルリ・カフェ・アエレ(奈良)、ギャラリーナユタ(東京*予定)
■以下を含む350以上のグループ展に出品
1986~88 『15 contemporary photographic expressions』(筑波大学、大阪芸術大学)
1999~2001『Tomorrow is Today』日本・ポーランド国交80周年巡回展(日本、ポーランド巡回)
2005 『未来を担う美術家たちDOMANI・明日』損保ジャパン東郷青児美術館(東京)
2012 『第1回カサブランカ国際ビエンナーレ』ビエンナーレ特設会場(モロッコ)
『Towards the Essence 2009-2010』クラクフ美術館マンガ(ポーランド)
『現代日本写真家五人展』谷仓現代写真美術館(中国)
『Seeing Oneself日本展:9か国国際写真プロジェクト』銀杏菴(大阪)
2013 『第5回国際写真フェスティバル』在中韓国文化センター(中国)
2014 『第2回北京国際ビエンナーレ写真週間 PHOTO BEIJING 2014』(中国)
2018 『延辺国際写真文化週間』(延辺中国朝鮮族自治州政府庁舎、中国吉林省延吉市)
2019 『New Japanese Horizon』Williamsburg Art & Historical Center』(アメリカ、ニューヨーク)
2020 『済南国際写真ビエンナーレ・日中韓写真展』(中国)
2021 『仁川海洋写真映像祭』仁川市各会場(韓国)
『旧杉山家写真物語展』旧杉山家住宅(大阪)
2022 『CAT』動物保護協会ĶEPU-ĶEPĀ(ラトビア)
『仁川海洋写真映像フェスティバル』(韓国)
『済南国際写真ビエンナーレ日中韓写真展:相知万里·微芒成阳』(中国)
■作品収蔵
インド写真芸術センター(ムンバイ)、西安美術大学(中国)、延辺大学芸術学院(中国)、クオヅコ芸術文化センター(ポーランド)、ウォームジャ芸術文化センター(ポーランド)、ポズナン美術大学(ポーランド)、スウビツェ芸術文化センターGALERIA OKNO(ポーランド)、Williamsburg Art & Historical Center(米、ニューヨーク)ほか。
「Family Album」は、自身の家族写真を複写し別の物語をつくりあげた吉川直哉の代表作。
記憶の再構成を通じて、写真という存在のかけがえなさを 「Family Album」は見る者に伝えた。
そして吉川は、2020年初頭より家の一員となった、犬のリキを核に新たなシリーズを編み上げた。
彼の登場とほぼ時を同じくして、パンデミック・コロナが家族の日常を覆った。
「はっぴぃドッグ」、 2年半の家族のアルバム。
𠮷川直哉展「HAPPY SHADOWS」
Naoya Yoshikawa Exhibition [HAPPY SHADOWS]
2023.11.1(Wed) - 11.11(Sat) 会期中無休
12:00-19:00 Lastday-17:00