ナユタでは3年ぶりとなる倉谷拓朴の個展です。
自身の活動の記録として、ここ10年程ゆかりのあった土地(新潟、福島、諏訪)滞在中に撮影したモノクロのスナップ写真と
被ばくした生物の記録としてフォトグラムで制作してきた「その森のできごと」、両シリーズを組み合わせて展示します。
Takuboku Kuratani is holding his solo exhibition at Nayuta since 2019.
This exhibition would be a combination of his essential two series.
One is the monochrome snapshot series taken while staying at the places where he had bonds with for the past 10 years (Niigata, Fukushima, and Suwa) as the record of his activities.
The other is "The Occurrence in the Forest," which he recorded the creatures and plants exposed to radiation in and around Fukushima using the cyanotype photogram technique.
倉谷拓朴 (くらたに・たくぼく)
1977 年大阪府生まれ。立命館大学理工学部光工学科中退。大学では量子力学を学ぶが挫折。その後、東京綜合写真専 門学校入学、2003年卒業。遺影写真を撮影、古い家族写真を収集するなど、写真を媒介にした人々・土地とのコミュニケーションを作品とする。一定の期間地域に滞在し歴史や文化をリサーチしたシリーズ、フォトグラムというカメラを用いない技法を用いて、福島の植物や小動物を定着した作品など。「生と死」と「記憶」、「目には見えないもの」を制作のテーマとしている。
2021 「BLUE PERIOD」 諏訪市美術館(長野)
2019 「その森のできごと-さくら-」 Gallery Nayuta(東京)
2016 「shine」 coal pit(福島)
2015 「その森のできごと#02」 雅景錘(京都)
2014 「Last Portrait Project」(「横尾忠則展 肖像図鑑HUMAN ICONS」関連企画) 川崎市市民ミュージアム(神奈川)
2013 「その森のできごと」 雅景錘(京都)
2012 「その森のできごと」 mujikobo(神奈川)
2007 「Myoukayama Photo Studio」 フタバ画廊(東京)
2006 「steal sand」 フタバ画廊(東京)
グループ展(抜粋)
2019 「バウハウスへの眼差しEXPERIMENTS」 東京綜合写真専門学校(神奈川)
2018 「草木の囁き」 Gallery Nayuta(東京)
2016 「shine」 <Fukushima Art point iwaki 芸術祭「玄玄天」>(福島)
2015 「snow country」 <越後妻有アートトリエンナーレ2015>(新潟)
2015 「黄金町通路:記録」〈倉谷拓朴/ポール・モンドック二人展〉 黄金町アートセンターSITE-A(神奈川)
2012 「その森のできごと」 〈越後妻有アートトリエンナーレ2012〉(新潟)
2009 「Last Portrait」 〈越後妻有アートトリエンナーレ2009〉(新潟)
2006 「名ヶ山写真館」 〈越後妻有アートトリエンナーレ2006〉(新潟)
2003 「庭石」 〈越後妻有アートトリエンナーレ2003〉(新潟)
その他にART FAIRへの出品やワークショップの開催などを活動として行なっている。
倉谷拓朴展「Black&Blue」
Takuboku Kuratani Exhibition[Black&Blue]
2022. 8. 5 (Fri) - 8. 20(Sat)
12:00 - 19:00 Lastday - 17:00
休み/Closed on 12,13,14,15