A.R.#176 “Corylus avellana” Isoldeのためのドローイング
2020 227×158mm 紙に鉛筆、インク、アクリル、金
「どんな文化圏の、どんな言語を使う人にもわかりやすい」ことを心がけて制作しているという木島孝文。
麻布、漆喰、セメントを基底材とし日本画技法を用いて、洞窟や教会建築等も想起させる大作を発表してきました。
今回は「o Herbário」(＝植物標本)と題して、毒草でもあり、薬草でもある7つの植物をモチーフとした新作を展示します。
パーソナル・ディスタンス（個体距離）を意識させるナユタ小空間に、薬と毒、二面性を持つ植物の作品を配する試みを
ご覧ください。 （企画/佐藤香織）
Takafumi Kijima intends to make his works simply understood by every viewer, regardless of their cultural and linguistic backgrounds.
He has been creating large-sized paintings that remind us of ancient cave paintings or even church architecture, making good use of the Japanese painting technique, on the base of mixed layers of linen cloth, plaster and cement.
For this opportunity, under the title of "o Herbário", or Herbariums, Kijima exhibits a new series with motifs of seven plants that are both poisonous and medicinal.
Please take a deep look at how double-sided-poison and medicine- botanical arts are unfurled in the small space of Nayuta, which reminds
you of personal distance. （Kaori Sato）
A.R.#179 “Atropa belladonna” Atropos
2020 227×158㎜ 紙に鉛筆、顔料インク、アクリル、金、マット＆フレーム
木島孝文 Takafumi KIJIMA
1974 東京都生まれ 現在 東京都在住
2016-2017 文化庁新進芸術家海外研修制度（短期、40 日間）により 渡伯
2009-2010 文化庁新進芸術家海外研修制度により 渡伯（1 年）
2005-2006 武蔵野美術大学パリ賞により 渡仏
2001 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻日本画コース 修了
個展
2018 Takafumi KIJIMA Exhibition (ギャラリーナユタ、東京)
2018 Takafumi KIJIMA Exhibition -AR51x- (TOBARIER Gallery、東京)
2013 Takafumi KIJIMA Exhibition -WH9D-（ジャックと豆の木、神奈川）
2012 Takafumi KIJIMA Exhibition VIII -WH9D-（art gallery closet、東京）
2010 Takafumi KIJIMA Exhibition VII -LA FACE CACHÈE DU MONDE-（galeria deco、ブラジル、サンパウロ）
2009 Takafumi KIJIMA Exhibition VI（galeria deco、ブラジル、サンパウロ）
2008 Takafumi KIJIMA Exhibition V（a-Pex 代官山、東京）
2007 Takafumi KIJIMA Exhibition IV（ギャラリー山口、東京）
2004 Takafumi KIJIMA Exhibition I（ギャラリー山口、東京）
Takafumi KIJIMA Exhibition II、III（小野画廊、東京）
グループ展
2019 iconics（シバヤマ画廊、東京）
Pensar é 'guardar'/To think is 'save'
(Galeria de Arte -Banco de Portugal ポルトガル、レイリア）
META-日本画のワイルド・カード-（神奈川県民ホールギャラリー、横浜）
2018 第七回 東山魁夷記念 日経日本画大賞展（上野の森美術館、東京）
2017 LIBRARY OF LOVE（Contemporary Arts Center of Cincinnati、アメリカ、シンシナ ティ）
EXPOSIÇÃO TAKAFUMI KIJIMA, KOJI IIJIMA -Sala Project Ateliê Fidalga/Residência Paulo Reis- （Atelier Fidalga、ブラジル、サンパウロ）
ENTRELAÇADOS（galeria deco、ブラジル、サンパウロ）
2016 METAreal（神奈川県民ホールギャラリー、横浜）
2015 18th DOMANI - 明日展 -（国立新美術館、東京）
2014 Entre dois mundos（Museu Afro Brasil、ブラジル、サンパウロ）
Eclipce（Pinacoteca Sao Caetano do sul、ブラジル、サンカエターノ）
UKIYO-E e hoje（galeria deco、ブラジル、サンパウロ）
2013 IMAGO MUNDI -Luciano Benetton Collection- （Fondazione Querini Stampalia、 イタリア、ヴェネツィア）
2012 LINHAS PARALELAS（galeria deco、ブラジル、サンパウロ）
2011 Art Program OME 2012 - 山川の狭間で -（青梅市美術館、東京）
META II（神奈川県民ホールギャラリー、横浜）
2010 DANCE PLATFORM 2010（新国立劇場、東京）
Encanto Tropical（Fundasão Japon、ブラジル、サンパウロ）
SP-ARTE / Feira internacional de arte Sao paulo
（ビエンナール・パビリオン、ブラジル、サンパウロ、'07、 '08、'09）
2008 アートプログラム青梅
U-39 - 空気遠近法 - （東京都立青梅総合高校講堂・東京）
αM プロジェクト 2008 - 現れの空間 - Vol.2（ASK? Art Space Kimura・東京）
Art JAM "Dolls"（ギャラリー山口・東京）
Novels - 小説を描く -（松坂屋・銀座、'07）
2007 OME MIXING - アートプログラム青梅 2007（青梅市美術館・東京）
WORKS - 画家の仕事（色彩美術館・東京）
日本画滅亡論（中京大学 C スクエア・名古屋）
2006 25 Years Celebration Group Exhibition Deco Gallery （galeria deco、ブラジル、サンパウロ）
ENSEMBLE(S)-I（Cite Internationale des Arts、フランス、パリ）
2005 第 24 回損保ジャパン美術財団選抜奨励展（東郷青児美術館・東京）
助手展（武蔵野美術大学美術資料図書館・東京、'02、'03、'04）
2004 Petit SOL（SOL・銀座）
Contemporary Art from Japan Exhibition （ハフナボルグ美術館・アイスランド、レイキャビク）
2003 つくられる平面 part3（Court Gallery 国立・東京）
Contemporary Art Festival（埼玉県立近代美術館・埼玉、'02）
2001 Art × Jazz live（ZIGZO・東京）
2000 表現の磁場－日本画の現在－（武蔵野美術大学美術資料図書館・東京）
創画展（東京都美術館・他、'98、'99）
春季創画展（日本橋高島屋・東京、'99）
1999 佐藤国際文化育英財団・第 8 回奨学生美術展（佐藤美術館・東京）
賞歴
2018 第七回 日経日本画大賞展 入選
2016 文化庁新進芸術家海外研修員（短期）
第 31 回ホルベイン・スカラシップ奨学生
2009 文化庁新進芸術家海外研修員
2004 武蔵野美術大学・パリ賞
1998 佐藤国際文化育英財団・第 8 回奨学生
Artist HP http://takafumi-kijima.com/
A.R.#174 “Cichorium intybus” Wegwarte
2020 227×158㎜ 紙に鉛筆、顔料インク、アクリル、金、マット＆フレーム
木島孝文展「o Herbário」
Takafumi KIJIMA Exhibition [o Herbário]
2020.11.2 (Mon)－11.15 (Sun) 水曜休廊 / Wednesday Closed
12:00－19:00 Lastday－17:00
展示の様子と作品をこちらからご覧いただけます ▶Click here